西が丘スポーツクラブ

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三年生練習試合 攻守におけるハードワークについて

time 2018/03/24

三年生練習試合 攻守におけるハードワークについて

小説のタイトルにもなった、日本橋の麒麟像です。日本の道路の起点でもある日本橋から「飛び立つ」という意味があるようです。また「繁栄」という意味がある説も。子供たちが本日の機会で飛び立ってほしいですね。

Facebookに写真と簡単なコメントをアップして終わらそうとしましたが、少しだけブログにも三年生の練習試合について書いてみます。

本日は最初の90分で試合におけるルール、システムや各ポジションの役割、基本的な動きを紅白戦を通じて説明しました。スローインの正しい投げ方やオフサイドなど知ってるようで知らない子が多いですから。
その後は引き続き練習試合を行いましたが、その前の紅白戦でバテバテだったので内容や結果はそれほど気にしていません。それよりも紅白戦で説明した事項が試合で反映されているか、またサッカーにおける基本的なリスク管理(例えば自陣ゴール前で無謀なドリブルをしないなど)を試合を通じて教えることをテーマとしていました。

上記の事項は今回で全て出来るようになるとは思ってません。これからも様々な失敗をするでしょう。ま、数年後には理解して出来るようになってくれれば(話は少しずれますが、サッカーのルールは単純なようでとても細かく複雑です。審判が全て理解しているかと言えばもしかしたらそうではないかもしれません(笑)それほど多岐にわたっています)。

ところで、ルールなどの理解よりも気になったことがあります。それはがんばるポイントが少々おかしい子がいます。いや少数ではなく、全体的にがんばるポイントを理解していないかもしれません。
みんなドリブルしている時や1対1のディフェンスの時は必死になってがんばってます。それは見てるこちらも十分わかるのです。しかしそれだけではだめなのです。フォワードの選手がゴールを決めることだけに集中する、体力を温存するので守備をしないとか、攻撃に長けている選手が守備は他の選手に任せて攻撃だけに専念するというのは30年前のサッカーで、今はグランドに立つ全ての選手がハードワークしなくてはいけないのです。

攻守における激しいハードワークが選手のベースにあり、その上に巧みな技術、圧倒的なフィジカル、賢い戦術理解などがあり、それによってプロサッカー選手が成り立つのです。簡単に言えばチャンスの時は全力で相手ゴール前に駆け上がり、ピンチの時も全力で自分たちのゴール前まで戻る。この全力ダッシュを何本も行える姿勢とフィジカルが重要です。自分のところにボールが来たら全力でやるだけでは話しになりません。それは誰でも出来ることなのです。
とはいえこれをやらせるのは難しく、走れと言ってもどこにどのくらいの速さで走って良いのかまだ理解できません。そこで私たちが伝えるのは簡単な一言。「失敗してボールを奪われたら自分の責任で自分で奪い返せ」。これだけです。このプレーによって全力でドリブルしてボールを取られてもまた全力で守備につくようになります。「自分の責任」という責任感を育むのも適した言葉だと思います。

これまで指導してきた中でも純粋にこの言葉通りにプレーしている子は、やはり伸びます。失敗しても自分が何とかすれば良いという意識からか積極的にチャレンジするようになりますし、何より攻守のハードワークが身に付き現代的なサッカー選手になっています。また不思議と協調性が発揮され、味方のミスも全力でカバーするようにもなります。
反対にこれが出来ない子は伸びません。利己的なプレーが多くなり、味方から信頼されなってパスをもらえなくなるようです。そのうちチャレンジする回数も減って、どれほど技術的に優れていても存在感の無い選手になってしまいます。

このように攻守におけるハードワークはとても大事なことであり、楽しむことを強調しているこの西が丘サッカークラブにおいても、このことだけは事あるごとに厳しく指導しています。ちなみに今日の子たちがそれほど酷い状況になっているわけではありません。むしろ努力家で素直な子が多いので楽観さえしています。技術的にも優れている子が多いので後はサッカーの基本的で重要なハードワークをすることさえ出来るようになってくれればみんなとても良い選手になると確信してます。

毎年のことながらこのチームには圧倒的に体が大きい子や足が速い子がいません。おそらく4月または5月に予定されている大会でも苦戦するでしょう。1勝できれば良いくらいでしょうか。それでもこのまま真摯にサッカーに向き合ってくれれば10年後にはその才能が開花する気がします。冒頭の麒麟像ではないですが、ここから、この日から未来に向かってしっかりと飛び立ってほしいですね。

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NSC 松尾

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