本日は4年生の練習試合でした。

先週のジュニアユースチームに続き、小学生でも新年初の試合は縁起を担いで勝利といきたいところ。

と言っても、全力を尽くして少しでも成長してもらえればそれで良いです。

試合は相手が3年生のチームで、こちらは一人少ない7名の試合でした。それでも勝ってしまうのはこのチームの強さでもありますので、それは評価するべきでしょう。内容は一方的な試合もあったり、ポジションを変えたりして苦戦した試合もあったので、チームとしての評価よりも今日は個人を細かく見た方が正確な評価が出来そうです。

まずはハルト君。中央のポジションでもサイドのポジションでも、ディフェンダーでもフォワードでもグランドの至るところを動きます。人によっては「ポジションを理解していない」というネガティブな評価をされるかもですが、おそらく彼のポテンシャルを考えると小学生のコートが小さいのでしょう。あまり細かなことは伝えず、思うがままに思いっきりプレーさせてあげた方が良いでしょうね。

あらた君はパスのもらい方がとても上手になりましたね。パスが来る前の動作を改善できたことによって、ドリブルまでの動作がとてもスムーズになりました。今後はドリブルの改善が問題になるでしょうが、身長が伸びればすぐに改善される気がします。お父さんが大きな人なので彼も大きくなると思います。心配するべきは成長期のオスグットやクラムジーかもしれません。

今日の試合で一番成長を感じたのがゆいと君です。相手から奪ったボールを味方の選手に出すパスは、正確で正しい相手にパスを出し、また積極的な攻撃でゴールをたくさん奪っていました。もちろん細かな技術的な問題や正しいポジションの位置など課題はありますが、それさえも伸びしろと思えるほどのパフォーマンスです。今日のゴールを自信にして、もっと成長してほしいですね。

なお君はキーパーでもフィールドプレーヤーでも出場しました。常にウロチョロウロチョロしているので(笑)、良く分からん評価ですが、俊敏性が確実に向上しています。良いキーパーになるためにも爆発的な瞬発力を付けてほしいところです。良いプレーとダメなプレーをはっきりと示してあげれば、実直に実践してくれる素直な選手。応援してあげたくなりますね。

お母さんが見に来ないとゴールを決めるという、お母さんにとっても悲しすぎるジンクスが今日も発揮されたあきら君(泣)。こちらの人数が少なくフォワードが彼一人なので、パスを受けても3人くらいにすぐに囲まれてしまい大変でしたが、それでもゴールを奪ったのは素晴らしいこと。昨年からストライカーとして成長を続けています。

こうだい君。彼のような選手を評価するにはボールを保持している時の目線を見るのが1番です。この写真でもボールも奪いに来ている相手も見ていません。まるで夢遊病者のように虚ろな目線をしています(笑)。冗談はさておき、この瞬間、彼は間接視野でボールと相手を視線の中に捉え、前方の状況を視野に入れて味方や相手の位置を把握して、この状況を打開した次のプレーを頭の中で構築しているのでしょう。これが出来る時は調子が良く、目線がボールしかとらえていない時は調子が悪いというバロメーターとなるプレーです。
なお下部にあるこうだい君の他の写真でも、視線はボールよりも前方を見ているのがわかります。

こうだい君とは対照的によひと君は視線がボールに行ってしまいます。なので良いポジションでボールを受けても良いプレーが出来ません。相手が目の前にいてもシュートして相手にぶつけてしまうし、ゴールやキーパーの位置を見ずにシュートをするので外してしまうケースが多いです。余裕が無いのは周りを見ていないから。本人には「シュートの前にキックフェイントをしてごらん」と伝えています。遊び心が良いプレーにつながるよっぴ。どんな試合でも気負うことなく楽しんでほしいです。

西が丘サッカークラブ(小学生チーム)については下記を参照ください。
http://www.kids.nishigaoka.com
西が丘サッカークラブジュニアユースについては以下のリンクからご確認ください。http://www.junioryouth.nishigaoka.com/index.html

投稿者 松尾