ご存じの方も多いかと思いますが、ドイツで行われた女子のワールドカップでなでしこJAPANが見事に優勝しました。

これは男子の日本代表がベスト16の壁を破れないことを考えると、とてつもない偉業です。本当によくやってくれました。彼女達は最大の称賛をもって迎えられるべきですね。

普段なでしこリーグで活動している彼女達は、トップリーグといえどもまだまだサッカーだけで生活できるわけではなく、アルバイトをしながら生活している苦労人がほとんどです。まあ、このあたりの話しはこれからワイドショーなどで取り上げられると思いますが、もう少し良い環境でやってもらいたいですね。

さて、女子は男子以上に体格、パワーの差が顕著であり、もう何年も前から足元の技術、グループ戦術、そしてチーム戦術を強化してきました。一人では大柄なドイツやアメリカの選手に勝てないのでそうしなくてはならないのでしょう。

しかしそれが今回のように各選手が連動した動きになり、ボールを取られた瞬間から複数人で囲い、取り返す場面がとても多く見られれる素晴らしいサッカーに発展しました。サッカー先進国のドイツでは、その攻守の切り換えの早さが大変評価されているとの事です。

また決勝のアメリカ戦では、上記の技術、戦術だけでなく劣勢の中でも最後まであきらめない精神力と集中力を見せてくれました。

サッカーに限った話しではないかもしれませんが、体が小さいとか、体力が無いだとか、一見不利に見える事が実はそうではないのですね。

これからは女子のトップリーグのなでしこリーグも観に行こうと考えていますので、その際はレポートしたいと思います。

投稿者 松尾