本日から四年生大会が始まりました。

試合は、やはり前半のチャンスにあれだけ点を取れないと後半は相手のペースになりますね。しかし、その前半にしっかりと点を取れていれば全く違う試合内容になっていたと思います。

とはいえ、あの荒れたグランドで正確なシュートやパス、ドリブルをしろと要求するのも酷な話しですし、また相手がなりふり構わず来ると、どうしても重心が後ろ向きになり、前に進むパワーは減退します。大人であれば”受けて立つ”戦い方もできるのですが、このような大会が初めての彼らには到底できることではありません。

そのようなわけでこの大会で「勝利」はあまり意味が無いのかな?と考えています。それよりも「楽しく、全力でプレーする」ことの方がこの年代の子には重要かと思います。

そして今日のように勝ったからといって称賛することでも無いですし、また負けたからといって悲観する必要もありません。今日でいえば、シュートを外した選手はそれを自覚し、「もっとシュートを練習しないと!」と感じ、ドリブルやパスを失敗した選手も、改善の意識が芽生えれば、この大会の出場は大成功になります。

「今日はどんなプレーができた?」

「どんなプレーができなかった?」

「できなかったプレーができるようになるにはどうすれば良いのかな?」

保護者の方も結果は気にせず、上記のような会話をお子様と”楽しく”していただければ、彼らの成長を目の当たりにできると思います。

投稿者 松尾