本日、六年生になり受験勉強に集中したいとの事で辞めた子が、第一志望の学校に見事合格したと報告に来てくれました。
その子はお世辞にも運動神経が良いとは言えませんでしたが、文字通り歯を食いしばりみんなから遅れまいと練習していた記憶があります。また走るスピードなどは遅いですが、監督の言う事をすぐに理解し実行に移せる賢さもありました。
今回の受験は自分で志望校を決めて臨んだようです。一見、なよなよした感じの子ですが芯は本当に強い子です。
彼に限らず、このクラブの子は自分で志望校を決め受験に臨む子が多く、また嬉しい事にその学校に合格したという声を聞くのもまた多いです。
受験をする事が素晴らしいのではなく、自分で次の進路や目標を決め、それを達成してしまう事が何よりも素晴らしいです。ドイツでは自分の将来の職業を考え、高校からその専門の学校に進み、比較して日本では大学生でも将来を決めきれないと嘆く記事を読んだことがありますが、いやいや最近の子は決して侮れません。
漠然と日々を過ごす子もいる中で、スポーツや勉強を通じて日々を大事に過ごしている彼らの将来が本当に楽しみです。彼らに何かあれば全力でサポートしたいですね。