アジアカップでなでしこが優勝しました!
最後まで気が抜けない凄い試合でしたね。世界で評価されているなでしこのサッカーですが、簡単に勝てる試合は無く、苦しい試合を勝ち抜いたこの大会の優勝はとても意義があり、今後により期待ができる内容と結果です。そういえば6月1日(日)13時から西が丘サッカー場でなでしこリーグがあります。私もおそらく観に行きますので、皆さんも時間があればぜひ。
この試合ですが、FWとDFに大柄な選手を揃えたオーストラリアに対し、小柄な日本がどのように戦うのか注目していました。
オーストラリアはその大柄なFWに後方からロングボールを送りチャンスを作り出す戦い方です。それに対し日本は、まずFWが相手DFに執拗なディフェンスを繰り返します。これにより、相手は正確なボールを蹴る事ができません。また攻撃では第一優先は相手DFの裏のスペースを狙っていました。この目的は相手のDFを後ろ向きに走らせる事により相手のDFラインを下げさせる事でしょう。それにより中盤に出来たスペースを活用しますが、ここでも優先は相手DFの裏のスペースでしたね。とにかく中盤でパスカットされる事を絶対に避けたかったというのがあると思います。近くの味方に出す横パスにはとても気を遣っているのが見てとれます。
最後まで集中して自分達の戦い方を実践したなでしこの優勝はとてもフェアな結果だと思います。ではこの戦い方を他のチームも真似すれば良いじゃないか?と思うのですが、そこまで簡単な話しではありません。FWの選手は守備の際に相手DFに何度もしつこくアプローチし、攻撃の時は裏に走る体力とスピード、DFの選手は大きく速い相手FWに体を張ってとにかく負けないディフェンスを繰り返し、MFの選手は攻撃も守備も行う豊富な運動量とポジションの戦術眼、ミスをしない技術などとにかくレベルが高いです。男子女子関係なく、このレベルを目標に指針に育成を行うのが正しいのかもしれませんね。
それと先日は低学年クラスの練習試合を行いました。学校行事などで参加人数は少なかったですが、とても良かったですよ。こちらの二年生チームに対し相手は三年生で、一年生チームに対し相手は二年生を中心としたチームです。もちろんたくさん点を取られましたが、こちらも点を取りました。なにより各自の良いところが沢山出たし、相手に物怖じせず向かっていく姿勢は素晴らしいです。この相手に対しここまで出来るのか!と驚いた次第です。とはいえ評価をするのはまだ時期尚早。でも数年後が楽しみなのは自信を持って言えます。