最近はインターネットで録画放送があるから助かります。
さて予選リーグ第二戦のコロンビア代表との試合。結果はご存知の通り2-2の引き分けでした。これで最終戦まで決勝トーナメント進出の望みができましたね。熱い戦いはまだまだ続く。
さてその試合ですが、コロンビア代表はまさに「古き良き南米サッカー」です。攻撃の選手はドリブルとシュートの上位ランキングで選出し、守備の選手は1対1とヘディングの強さで選出したようなチームです。初戦のナイジェリア代表のようなオーガナイズされた組織的なディフェンスはどこにも見当たりません。
そのような相手であれば、運動量が多く、二人目三人目のフリーランニングでチャンスを作る若き日本代表が攻勢に出れるのは道理。ワンタッチ、ツータッチと少ないボールタッチでテンポ良く攻撃していく様子は観ていて楽しかったですね。また個人技に勝る相手の攻撃を抑えた、プレッシングサッカーも見事でした。
自分のマークする相手に自由な時間を与えず、危ない場面では運動量と集中力を切らす事無く積極的なカバーリングは、良くトレーニングされたチームである事がわかり、手倉森監督の手腕を称えるしかありません。
残念ながら不運な失点で勝つ事はできませんでしたが、予選リーグ最終戦に向けてとても期待できる内容でしたね。さて、その最終戦の相手はスウェーデン。こちらは典型的なヨーロッパの中堅国。2010年南アフリカワールドカップで戦ったデンマークのような相手です。
組織と個人がとてもバランスが良い今の彼らなら問題なく勝てるのではないでしょうか。
楽しみです。