テレビを見るとワールドカップが近づいてきた事を実感します。これからもっと盛り上がってくるでしょうし、始まったら寝不足の日々になるのでしょうね。子供達と接していると日本代表の存在の大きさが分かります。彼らの一挙手一投足の影響力は計り知れないですね。

かくいう私も子供の頃は影響を受けました。まだプロリーグはありませんでしたが、将来は海外でプロサッカー選手になる事を夢見て日々励んでいた一人です。周りには同じようにサッカーで食べていく事を夢を見た数多くの仲間がいました。私はその夢を叶える事はできませんでしたが、幸運にもサッカーで得た経験を基に、ビジネスではそれなりに上手く行き家族を養える程度の生活はできています。しかしながら、同じ夢を追った友人達は未だに日々を暮らす生活を送っている者も少なくありません。友人だけでなく、一つの事(スポーツ)だけを追い続けてしまった結果、気付いたら他の選択肢が無く、余裕のない仕事を続けている元スポーツ選手が多いのが現状です。

サッカーなどスポーツだけでなく、一つの事を追い求めてるリスクはあります。そのリスクを背負うからこそ成功した時の報酬や名誉は莫大なものになるのでしょう。しかし失敗した時のダメージは本人達は気付いていないかもしれませんが、計り知れないものがあります。そうならないように、子供達に対しサッカーだけでなく勉強もしっかりやりなさい、常に選択肢を持ちなさいと指導しています。

子供達には上記の指導を徹底する事により、これ以上増やさない事が出来たとしても、今いる彼らの受け皿を作りたいと以前から考えています。コーチ業の収入だけでは食べていく事が難しいので、指導者になりたくても生活の為にできない人が多いのです。

その受け皿を具現化するにはどうしたら良いのか?自分でビジネスを興し彼らを雇うのも一つですし、コーチ業と両立できる仕事を探しすのも一つ。大事なのは彼らのライフプランを考慮する事。

さてどうするか?

投稿者 松尾