五年生大会が行われています。

大会も三試合目になると子供たちもだいぶ慣れてきたようです。一試合目は緊張により力を出せず、二試合目もそれを引きずり、強豪チームに力負けをして三試合目を迎えました。

相手は東京都でも上位に進出する有名チームで、選抜された選手で構成されています。負けてしまいましたがそのようなチームを相手によく戦ったと思います。結果は出ませんでしたが、これまでの二試合とは違い自分達の力を出し尽くした試合でした。

とはいえ何かしらの差があったから負けたわけですが、この理由を的確に分析する必要があります。サッカーは大きく「技術」「戦術」「体力・メンタル」に別けられますが、昨日の試合では「技術」「体力・メンタル」の差がありましたが、なにより「戦術」の理解度、浸透度、実行力に大きな差があったように思われます。

「小学生のうちは戦術なんて教える必要は無い!」と言われる事もありますが、近代サッカーでは科学的な視点で相手サッカーを分析し、多種多様な戦術で戦う必要があります。技術や体力は戦術を実行する上での最低限の要素に過ぎません(もちろんメッシのような人間離れした技術があれば別ですが)。

したがいやはり小学生の頃からある程度の戦術は教える必要があります。昨日の試合も相手はこちらの「戦術的な穴」を的確に突いてきた印象があります。

試合でがんばる事は最低限やらなくてはいけない事であり、これからはがんばる質を向上する必要があります。戦術を教えるには時間が掛かりますのでサッカーだけに取り組める合宿で集中的に行えればと考えます。

次の大会は、これまで以上に戦術の上積みが図れればもっと上に行けるはずです。

投稿者 松尾