本日、6年生のリハウスリーグメンバーは、セボジータスさんとの練習試合に臨みました。
試合内容は、率直に言って、私がこれまで見た中で最もひどいものでした。これが公式戦でなかったことだけが救いです。
「止める」「蹴る」という技術面では、合宿で意識付けした成果が見え、精度が向上しています。ボールを止めてから周りを見る余裕が生まれ、次のプレーの選択肢や質が上がったことで、パスがつながり、ドリブルも効果的なコースを選べるようになってきました。
しかし、サッカーの基本中の基本である「走る」ということが、あまりにもおろそかになっていました。今日の試合内容には、強い危機感を抱いています。
ボールを奪ったら攻撃のために走り、奪われたら守備のために戻る。走ってボールを奪いに行き、走って相手をマークする。このような当たり前のプレーが全くできていませんでした。
これでは試合に勝てるはずがありません。
私が試合中に檄を飛ばせば、選手たちは走るようになります。しかし、それでは意味がないのです。自らプレーの基準をもっと引き上げなければ、選手としての未来はありません。
この点は選手たちにも直接伝えましたが、現代サッカーは「走れる」ことが大前提です。それができなければサッカー選手としての先はなく、そして試合で100%の力を発揮するためには、練習から100%で取り組むしかないのです。
今日の悔しい試合をきっかけに選手たちの目が覚め、来週からの練習への意識が変わってくれることを強く願っています。
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