例年よりも約1ヵ月ほど早いですが、新4年生大会ハトマークが始まりました。

本来ならこの大会で新しいユニフォームのお披露目となるのですが、ユニフォームが間に合わず6年生から借りて試合を行った次第。

さてその試合ですが、一方的に攻めて、しかし得点が入らず、そうこうしているうちにカウンターで撃沈してしまうというサッカーのセオリー通りの試合となってしまいました。

これが結果のみを問われる日本代表の試合であればスタジアムは大ブーイングに包まれるのでしょうが、内容が第一のこの年代は話しが違います。

ゴールを奪うために足りない部分は、この試合に限って言えばパワーでしょう。相手のゴール前に壁のように立ちはだかる多くのディフェンダーに対し、彼らを蹴散らすような肉体的なパワーが必要でした。数人の相手に押されてもびくともせず、一直線にゴールに向かう筋力、目の前に何人いようと関係ない威力のキック力、このようなパワーがあればゴールを奪えたでしょう。

しかし新4年生にそんなことを望むことはなく、重要なのはゴールに至るまでの過程であり、具体的には主体的にプレーができたのか?むやみにボールを蹴ってしまうこと無く、正確にボールを止め、味方を見てきちんとパスができたのか?積極艇にドリブルを仕掛けて普段の練習の成果を出せたのか?

これらが重要なポイントで、結果は二の次になります。

そのように考えるとみんなとても良かったです。結果こそゴールを奪えずに負けてしまいましが、しかし内容は相手を圧倒してましたし、みんながとてもチャレンジなプレーをしていました。最後まで消極的にならずゴールを奪うために攻撃も守備も果敢なプレーを見せてくれましたね。

もちろん技術的な課題もあるので、それを練習で修正しつつ次に試合につなげていきたいと思います。

まだ始まったばかり。

これからがとても楽しみです。

(数分間だけベンチを抜け出せました。ただ写真を撮れなかった子もいます。次回はもっと撮れる予定なので次の試合はみんなの写真をたくさん掲載します。)

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投稿者 松尾