先日の日曜日に六年生の卒業試合を行いました。試合といっても対外試合は自粛中ですので五年生チーム、四年生チームとの三つ巴の紅白戦です。
この六年生チームは、ストイックな気質がある子が多かった昨年のチームと比べ対照的で朗らかで底抜けの明るさが持ち味のチームでした。
私たち指導者が彼らに対し個人の技術的な成長は当然ですが、それよりもサッカーやスポーツの楽しさを理解してもらう指導を心掛け、どれほど試合に負けても彼らを追い込むことなく、長所である明るさやチームワークを育むことを意識し、「負けたけど楽しかったね!」と言ってもらえるように接していました。
ただし練習や試合で全力を尽くさなかった場合や、チームメイトの失敗に対しネガティブな発言があった際には厳しい言葉を投げかけた時もありましたが、それも数回ほどで済みましたし、本当に賢く思いやりがある子供たちが揃った印象があります。
練習ではもちろん、負けてる試合でも大きな声で元気よく一生懸命に取り組む姿勢は後輩たちに良い影響を与え、クラブに良い財産を残してくれました。
中学生になったらサッカーではなく他競技に進む子、変わらずサッカーをがんばる子がいるようですが、持ち前の明るさでこれかもがんばってほしいですね。
六年生の諸君、これまでありがとう。そしてこれかもガンバレ!