五年生大会の初戦と二戦目が行われました。結果は散々なものでコメントをするのも躊躇しますが、現在の彼らの位置を示すには分かり過ぎるくらい明確でありました。

技術の面では優れている五年生、前年度まではそれよりも優れた先輩たちがいましたので良い刺激になっていましたが、今の先輩たちはどちらかというと技術よりも体力面が優れているので、技術に関しては五年生のお手本にはなれない存在。よって最近の五年生の練習の様子は手を抜いているとまでは言いませんが、100%の力を発揮して取り組んでいないように見受けられました。監督からどれだけ注意されてもいまいち身に染めていないようで、私たちも彼らに危機感を抱かせるまでは出来ませんでした。もちろん彼らはこの大会でもそれなりの自信があったと思います。

しかし、強豪チームとの二連戦ではその自信は木っ端みじんに砕け散り、試合後には全員が暗い顔をしていたのが印象的です。これまで監督が口酸っぱく言ってきたことがこの試合で十分に理解できたでしょうし、自分たちの実力がどれほどのものなのか痛感したことでしょう。

全てが悪いわけではなく、良いところももちろんありました。結果ほど悲観する必要はありません。重要なのはこれからで諦めずにより高い目標に向かって切磋琢磨できる子は飛躍しますし、目標設定が出来ない子の伸びしろはたかが知れてます。この結果をもって将来が決まるわけではないですし、これがきっかけになればという程度で考えれば良いかと思います。

今回は写真のコメントは控えましょう。そしてこれからは彼らの意識がどのように変化するのか注意して見るようにします。良い変化があれば嬉しいですが、まずは明日の最終戦ですね。

投稿者 松尾