久しぶりに練習風景のご紹介です。今回は水曜日の中学年クラス。

このクラスの特徴は体が大きくて力のある子、小さくてすばしっこい子とバラエティーが豊富ですが、技術的に未熟なところがあります。そこを補うために試合形式の練習で試合の中で改善したり、アジリティトレーニングや技術的なトレーニングを集中的に行ったりと様々なアプローチをしています。今回の練習でもアジリティトレーニングからボールを使った練習、そして最後に試合形式の練習を行いました。すぐに効果が出るものではありませんが、暑さが一段落した今月から集中的にトレーニングして寒くなる頃には全員がレベルアップしていれば良いですね。

まずは全速力で走ります。速さこそ全てでは無いですが、速く走れるようになることで様々な良い効果が出てきます。

単純に前に速く走るだけでは通用しないのがサッカーの難しいところ。サイドステップも素早く行えるようにしなくてはいけません。

ゆづきも真剣な顔で走ります。

にとは笑いながら走ります。

このように単調ですが効果的なメニューをこなしていきます。ちなみに白いシャツのそらのすけは練習時間を間違えて中学年クラスの練習に参加・・・。

いやー、キツそうだ。

水分補給が済んだら休む間もなくドリブルの練習。

ドリブルの練習も一種類だけではなく、足の様々な部位を使ったドリブルやフェイントを交えた練習などいくつかのパターンを繰り返します。最初に実施した走るトレーニングで、体の四肢を動かす刺激を与えているので、ボールを使った繊細な動きが必要な練習も効率的に行えます。技術的な練習はそれだけを行うよりも、事前に様々な神経を刺激するトレーニングを実施した方がより効果的に浸透するのです。

そして最後は試合形式の練習。本日行った練習の成果を出せるか?ポイントはそこに絞ります。

ちなみにゴールキーパーは早めに練習に来ていた六年生。さすがに簡単にはゴールできません。練習したことが試合で発揮できるかをフォーカスして見ますが、そんなに簡単にはできません。それでも楽しく、そして一生懸命にプレーしてくれればそれでOKです。

どのようなサッカーでも普遍的なテーマが激しく戦うこと。攻める方も守る方も体を張ってプレーします。真剣にプレーしている証拠です。良い光景ですね。

高学年クラスになると技術的な向上は実は難しく、この中学年クラスが技術的には最初のピークを迎えます。ですので、今をがんばれる子が伸びていきます。すぐには上達しませんが一歩一歩進んでくれれば。

がんばれ!!

投稿者 松尾