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勝てないのはスタミナが不足しているから

厳しい戦いが続いてる六年生大会。勝てそうで勝てない試合が多く応援しているご父兄の方も、もやもやしているかと思います。前期のように手も足も出ない試合から、もう少しで勝てたのに・・・と思うこと自体が進歩している証なのですが、ここまで同じような展開が続くと何でも良いからとくかく勝たせてやりたい!と思うのではないでしょうか。

後期はどの試合も前半はとても良い試合をします。強豪のtfaさん(今のところトップを独走してます)に対しても前半は失点1で抑え、とても善戦してました。その他の試合でも前半は押し気味に進め、前半のうちにまたは後半早々に得点する試合が多いです。しかし後半の最後の方は押し込まれ、結局引き分けや逆転されてしまいます。

この原因は単純なスタミナ不足です。スタミナがあるうちは集中力が保て正確でアグレッシブなプレーができるのですが、スタミナが切れてくると集中力が途切れ、ミスが多くなり失点してしまいます。「何であんな単純なミスをするのだろう?」と感じる事が多いと思いますが、後半におけるミスの大半はスタミナ切れが原因です。

しかしスタミナは簡単には向上しません。したがってそれを補うために俊敏性を上げて動作の効率化を図り、技術的な練習でミスを減らしてスタミナの消耗を抑えるようにしています。またメンタルについては、頑張るところとそうでないところの判断力を向上させ、集中力や戦う気持ちのメリハリを付けるようにしています。

現在の状況を手っ取り早く変えるのはさほど難しくなく。相手とのぶつかり合いで負けない上半身を作り、長距離を走るスタミナよりも、30mのダッシュを100本繰り返えす事ができるインターバル系のスタミナを付ければガラッと変わるでしょう。しかしこれが同学年の試合でもそのスタミナ不足が顕著に出るなら上記のトレーニングを(少しくらいは)やるべきなのでしょうが、目先の試合に勝つ事を優先して、将来何の役にも立たないフィジカルモンスターを作っても意味がありません。

とはいえ、彼らの筋力やスタミナは同学年と比較してもそれほど強いとは思えず、またメンタルも「絶対に勝つ!」という強い気持ちが不足しているのも感じます。ですので彼らはもう少しの間、監督から厳しい事を言われる必要があるでしょう。甘えん坊(笑)が多い彼らには厳しい事を求めているのはこちらも分かるのですが、スポーツの世界に入ったからにはやってもらわないといけません。

先日の試合の後に何人か泣いてました。スポーツをやらない限り悔しくて泣くなんてことは経験しませんからね。

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