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二年生 体の大きい子には敵いません

今日は2年生の大会に出場しました。

暑い中、観戦に来られてた保護者の方々は本当にお疲れさまでした。

さてその大会ですが、結果は散々でしたが、課題よりも収穫が多く見られとても有意義な大会でしたね。

まず以前からこのブログでも何回か記載していますが、この年代は体格の差が結果に繋がる事があり、早熟で体が大きくパワーがある、足が速い子がどうしても目立ってしまいます。したがい、足が速い子がいればその子に向かって、またその子が前にボールを蹴って走れば誰も追いつかないので、簡単に得点を重ねる事ができてしまいます。

しかしながら、今は小さく足が遅い子も、いづれは成長と共に足が速くなりそのような単純なプレーに対応できます。そうなった時、そんなプレーしかしなかった子は伸び悩み、自信を失い、サッカーを辞めてしまうという魔のサイクルに陥ってしまう事が多々あります。

ですので、私たちは今から身体能力や偶然の得点に頼ったプレーをするのではなく、きちんとボールを止めて、周りを見て、判断して次のプレーを行う事を要求しています。

ただし、これらのプレーはとても難しい事です。当然力任せに蹴って、とにかく走り回るプレーの方が簡単ですし、頑張ってる感があって目立ちます。でも今この難しいプレーに挑戦しないといつまで経っても”サッカー”が出来ません。

今はとにかく失敗する時。失敗する事で何が悪いプレーなのかが理解できるようになります。

時間が掛かる事なのでもどかしいかと思いますが、どうか長い目で見てやってください。間違っても子供たちに「もっと頑張れ!」とか「しっかりやれ!」などという言葉は言わないでくださいね。

試合や練習になれば子供たちは大人が何も言わなくても頑張りますそれを「もっと頑張れ!」と言っても、何をどう頑張れが良いのか分かりませんし、「しっかりやれ!」と言っても何をやれば良いのかこれまた分かりません。

まずは普段から頑張っている子供たちを労いましょう。そしてもっと上手になる為にはどうすれば良いのか、試合に勝つためにはどうすれば良いのか、本人たちに考えさせましょう。考えさせる事が上達の近道です。

今回は少々メッセージ色の強い内容になってしまいました。まだまだ書きたい事はありますが、長くなってしまいましたので今回はここまで。次回に今回の良かった点、良いプレーを見極めるポイントなどについて記載いたします。

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