本日、当初は4年生の練習試合でした。それがコロナの影響で中止となり複数の学年を対象とした練習としましたが、これもクラスメイトに陽性者が出て濃厚接触者となり不参加となる子が多く、練習に参加するジュニアの人数が少なくなり、そうであればジュニアユースの選手も呼んでしまえと勢いで3,4,5年生のジュニアの子とジュニアユースの合同練習にしました。
「教うるは学ぶの半ばなり」これは「人に学問を教えることは、半分は自分の勉強の助けともなる」という意味ですが、人に教えるというのは自分がそのことを理解していなければ教えることなど出来ません。
合同練習では、ジュニアユースの選手たちはジュニアの子供たちの良い見本となり、正しいプレーを教える義務があります。さてさて、上手くいくのでしょうか??
いくつかのグループに分かれてドリブル練習です。どのグループにも必ずジュニアユースの選手がおり、ドリブルのお手本を示すと共に練習にやり方をジュニアの子に説明します。
ジュニアの子たちもなんとかジュニアユースの選手のドリブルに付いていってましたね。彼らをマネしてどんどん上手くなってほしいな。
グランドの反対ではジュニアユースのゆづき君がジュニアのはるき君にキーパーのノウハウを教えています。
それにしても、ゆづき君や吉野君は弟がいるからなのかジュニアの子たちとの接し方や教え方が上手いですね。でも二人とも弟とのコミュニケーションは苦労しているようですが…。
さて次はこのドリブルを試合で出せるようにまずは1対1の練習です。しかも3,4年生のジュニアは必ずジュニアユースの選手(もしくは5年生)と対戦する仕組みです。
ジュニアの子が勝てるはずはないのです。不思議と勝てないと分かっているから冷静になれたのか、練習でやったことにトライする姿勢がとても出ていました。またジュニアユースの選手もスピードやパワーで戦うのではなく、技術だけでジュニアの子に挑む冷静さと賢さを持っています。このあたりはさすがですね。
イイですねぇ。大きな相手に必死になって向かって行ってます。
次はジュニアユースの選手2名+キーパー対ジュニア5名+監督の試合です。
この練習、ジュニアユースの選手が力任せにドリブルやシュートをすればジュニアの子は本当に何も出来ずに試合が終わってしまうのですよ。しかしそんなことは当然のようにやらないジュニアユースの選手は立派で、たくさんのジュニアの子に囲まれても冷静に細かなタッチだけでドリブルして、効果的なパス交換で得点をするプレーは、確実に彼らの技術レベルを引き上げてます。
また一人で向かっていっても絶対にボールを奪えない相手に、みんなで協力して、全力で何度もボールを奪いに行くジュニアの子たちのプレーも素晴らしく、普段の練習以上の力を発揮していました。彼らの120%のプレーを見せてもらいました。
この練習のあとにジュニアの子たちだけで試合形式の練習をしましたが、普段よりもプレーのスピードが向上しており、またジュニアユースの選手を相手にした強度も保ったままの激しい守備は、攻撃の選手にも良い影響を与え、技術的にも進歩させる内容でした。
想定外の理由で行ったこの合同練習ですが、ジュニアユースの選手の技術レベルが向上されたのと、彼らの影響でジュニアの子たちの潜在能力が引き上げられ、お互いにとってとても良い結果となりました。
機会があればまたやりたいと思います。
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