本日は6年生の練習試合でした。例年通りであれば、すでに6年生の活動は終わり、この時期にこのような練習試合は行われないのですが、今年度はコロナの影響で6年生の試合が大幅に少なくなったチームが多数あり、卒業間近になっても活動しているチームもあります。どのチームも今年度の活動はご苦労されているようです。
さて試合ですが、私たち含め3チームで実施し、私たち以外は6ブロックでも上のカテゴリーに所属している格上チームです。ここにきて個人、チーム力が向上している彼らが強豪チームを相手にどこまで出来るのか?課題は?伸びしろは?などなど検証したいことが沢山ありました。
6年生だけのいつものメンバーであれば良い内容の試合になり、個々を見ても評価できる試合になります。しかし、他のメンバーが入った時やシステム、ポジションが変わった際、強いチームを相手にした時にボロが出るというか綻びが生じます。
これはやはりまだまだ基本技術が足りなく、戦術理解も低い証拠でもあります。良い選手はどのポジションでプレーしても一定以上の質を保つものです。今日の試合で出たこのような件をマイナスと捉えるか、伸びしろと思ってプラスに考えるか、それによって評価は違ってくるでしょう。我々がどう考えるかではなく、選手各自がどのように考えるのかが重要です。
ではちょっとだけ各自のコメントをしてみましょう。
良いプレーもあれば悪いプレーもあったゆづき君。以前に比べれば好不調の波が小さくなってきましたが、キーパーは一つのミスさえも許されないポジション。過酷なポジションですが、責任感が強い彼ならもっともっと成長できると信じています。
カバーリング、ボール奪取ともに優れていた吉野君。今後はそれらをもっと向上させてパスやトラップの精度を上げることができれば、、、いえ、それだけではなくて全てのプレーを向上させる必要がありますね。プロになりたいのであれば。
かずま君にとってこの1年は怪我もあって中々難しい1年でした。最後になってようやくコンディションが整ったのが不幸中の幸い。フィジカルレベルは良いものを持っているので中学生になってかも頑張ってほしいです。
特に数的不利の状況の守備とオーバーラップのタイミングに優れているゆうり君。正確なセンタリングを蹴れて、一対一にも負けない強さを身に付ければ引退した内田元選手になれるはず。
この1年でとても成長したりおサマはまだまだ発展途上中。今日も中盤でダイレクトパスやスルーパスが良く出ていました。身体的に恵まれていない彼女の生きる道はやっぱりそこでしょう。ACミランに移籍した長谷川唯選手をお手本に彼女のプレーを真似してほしいですね。
迫力あるドリブルが魅力なえいと君。ですが、今日は判断の悪さが目立ちましたね。パスを受ける前や受けた後の動作、視野の確保などなど課題がてんこ盛りですが中学生になってから一気に解消される気がします。本人の努力次第でなんとでもなる。がんばれ。
守備も攻撃も大活躍のそら君。スピードに乗った彼を止めるのはちょっと難しいですね。ただこれから彼と同様かそれ以上の体格の選手が出てきます。その時にどのような対応をするのか?彼が一段と伸びるのはそのような相手が出てきてからですね。ジュニアユースが楽しみです。
ストライカーとして今日も点を取ったやまちゃん。彼もこの1年でとても成長しましたね。思えば昨年の今頃に行われた練馬の大会がキーポイントだった気がします。これから陸上の道を歩むようですが、今後も何かしらのポイントとなる機会がありますので目の前のことを大切に丁寧に歩んでもらえれば。
良いところ、悪いところ、それぞれがたくさん持っています。それを冷静に客観的に見つめて良いところを伸ばし、悪いところを直している作業ができれば。小学生では難しいですが、理解力が格段に高まる中学生になればできるはず。それができる人が成長し、成功するでしょう。
がんばれ。
西が丘サッカークラブについては以下を参照ください。