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2018年7月 中学年クラスの合宿 1

oznor

猛暑と台風の狭間、奇跡の二日間に行われた中学年合宿。今回はこれまで練習試合を中心とした内容から練習と紅白戦を繰り返す内容に変更しました。
今回は基礎的なトレーニングと思考を鍛える内容です。サッカーの基本である、ボールを止める、蹴る、事と動き方を徹底的にトレーニングしました。この動き方ですが、サッカーのセオリーとも呼べることであり、当たり前に知っている内容です。しかしここが難しいのですが、この当たり前が人によって違います。「この場面ではこう動く!」と指示するのは簡単ですし、それが身に付くのも早いです。しかしそのパターンを指導者が言い過ぎてしまうと自ら考えられない選手、応用がきかない選手が出来上がってしまいます。ですのでとにかく動くことを意識させること、動き方(方向や速度、タイミング等)は子供たちに考えさせるトレーニングを実施しました。時間は掛かるでしょうが、その癖を付けるには集中的に練習できる合宿は良い機会です。写真でご説明します。

まずはボールを止める練習とパスの練習です。正確なパスを出すにはボールを正確に止めること。これを徹底的に繰り返します。

この練習は長い時間やると飽きてきて集中力が無くなり練習効率が悪くなります。なので途中から動きを入れて頭の中も刺激します。

二年生で参加している子に監督が指示した動き方の内容を教える三年生。「あそこから」、

「ここに移動するんだよ」合宿のメリットは必然的に上級生が下級生の面倒を見るようになります。ま、そのように強く意識付けしているのですが、みんな素直なのですぐに実践してくれます。

基本的なパス練習でも「動き」を取り入れると練習にスピード感と活気が出てきます。集中力を維持できますね。

練習した内容を実践できるように試合形式の練習です。ここのポイントは先ほど練習したことが出来るかどうか?指導者は様々なことが目に付きますが、直前で練習したこと以外は指摘しません。そうしないと練習した内容が子供たちに意識されないですからね。

しかし試合となると自然とヒートアップ。所々で激しいプレーが見られます。闘う意思と姿勢は基本中の基本です。

一日目はこのような内容で終了です。

二日目も基本的な練習内容は一緒で、基礎的なトレーニングを行った後に地元のチームと練習試合を行い、修正点を意識させて紅白戦という内容です。

まずは監督から練習内容の説明。この段階から子供たちの集中力を上げていきます。この説明をキビキビとやらないとだらけてしまうのでしょうね。

ちなみに練習場所はこのような感じ。山の中腹にサッカー場と野球場があり、周りは木々に囲まれ余計な物は一切なく、集中して物事に取り組むにはとても良い場所です。

写真で見ると地味な練習ですが、動きながらやっているので実はかなり疲れます。メニュー終わった時は以下のように。

そしてこの練習はサボろうと思えばサボれるのです。自ら集中力を上げて取り組まないといけません。そして手を抜いている子を見つけると監督から厳しい𠮟責が・・・

この日、最初の落雷の被害者(?)は六年生のしゆう先輩(高学年でも希望者は中学年クラスの合宿に参加してます)。しゆう先輩も怒られる姿が板についてきましたね(笑)

次は地元のチームと練習試合です。しかし簡単な試合にはさせません。三年生以下のチームと四年生以上のチームに分けましたが、三年生以下のチームには相手の四年生が数人、四年生以上のチームには相手の六年生が多めに入れてもらってます。

三年生以下のチーム、当然厳しい試合になりますが結果はどうあれ厳しい試合を経験することに意味があります。

四年生以上のチームも同様です。相手の大きな六年生の挑む四年生のはまちゃん。これだけ身長差があったら勝つことはできません。それでも喰らい付く姿勢が何より大事なのです。

これで二日目の午前は終了です。次回のブログでは午後の紅白戦などの様子をご紹介します。

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