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練習試合 中だるみの六年生と笑顔が見えるようになった四年生

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最近の六年生チームですが、練習中に気が緩んでいることが多く、例えば全力であと一歩走れば間に合うところを走らなかったり、半歩足を伸ばせばボールに届くところを伸ばさなかったりと些細なことですが、とても気になっていました。そう、停滞する、伸び悩む人の特徴としてこのような細かいところを全力でやらなくなってくる事があります。しかし根本的に素直な彼らは注意されれば全力で取り組むので、あまり心配していなかったのですが・・・。

今回の練習試合を見る限りこの心配事は残念ながら的中です。練習から全力で取り組んでいる子は順調に成長していますし、そうでない子は伸び悩んでいるというか・・・。例えば、ボールを奪う準備が出来ていないため、簡単にドリブルで突破されたり、パスで翻弄されたり、ボールを奪ってもパスを出して足が止まってしまったり等々。

しかし考えてみれば最近は何をしても全く歯が立たない試合をしていないのですよね。なので彼らが勘違いしてもしょうがないところがあります。なんだかんだ言ってもまだ小学生ですから。まあ彼らの評価はこのくらいにして今月末の合宿で青梅のチームに叩き潰してもらいましょう。言葉で何を言っても強烈な体感には適いません。今回は頑張っている子は順調に伸びていることがわかった事のみを収穫としましょう。とにかく合宿が楽しみです。

さて次に四年生です。こちらは今はとにかく自信を持ってもらうこと。このチームは、サッカーを始めてあまり時間が経っていない子、他チームでは活躍できない西が丘に移籍してきた子、あまり運動が得意でない子などで成り立っています。そんな彼らが初めての大会で三戦全て大敗してしまってはサッカーを嫌いになってもおかしくありません。ですので今は相手チームに調整いただいてなるべくレベルを落として対戦してもらっています。こちらは六年生とは逆で弱いチームと対戦する時期なのです。そして出来ないことを指摘するよりも出来るプレーを増やすことが重要です。

最近はその効果が少しづつ出てきているようで、ドリブルも相手にひるむことなく臨んでいくようになってきましたし、味方への指示の声も出るようになってきました。技術、戦術、体力的な問題は山積みですが、ゆっくりと長い目で見守るつもりです。

それにしても春の大会では笑顔が見られなかったどころか、全ての試合で泣きそうな表情ばかり見てましたので、どんな試合であれ彼らの笑顔が見られるようになったのは嬉しい限り。こちらも顔がほころんでしまいます。

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