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2015年度四、五年生大会

先日で五年生大会と四年生大会が終了しました。天気に恵まれとても良い大会でしたね。

まず四年生ですが、彼らの課題は明白。体格が同程度の相手であれば勝てますが、大きくて速くて力強い相手には手も足も出ません。特にこのチームは小さく細い子が多いので、そうなるのは予想できました。それでも決勝トーナメントに進出したのはとても素晴らしい事です。

結果は残念でしたが、この大会で彼ら自身が自分の長所と短所に気付いた事が一番の収穫です。これから練習を重ねて次は今回以上の結果を残したいですね。

とはいえ、それほど結果にこだわっていなく。勝つことだけを考えるなら別ですが、彼らの今後(卒業後)を見越した指導を行う事を重視しておりますので、フィジカルに頼ることなく、技術、戦術、もちろん必要なフィジカルをバランス良く向上させていきます。来年の五年生大会も厳しそうですが、六年生大会になってフィジカルが強いチームとも戦えるかなと思います。

そして五年生チームですが、今の六年生もそうでしたが、五年生という学年(年齢)は子供達のメンタルがとても不安定に思えます。自らの殻にこもり、うずくまってしまう子、難しい事にはすぐに諦めてしまう子、サッカー以外にも興味が出て、集中力が散漫になってしまう子。

試合ではそのような子供達のメンタルを同じ方向に向けなくてならず、それまでの練習を鑑みるととても難しい作業に思えました。実際に各試合において何かしら問題が発生し、自分達の問題によりチームとして戦う事が出来ませんでした。

しかしそういった困難な状況になり、最後は彼らが自らの殻を破って積極的で責任がある行動や態度を取ってくれたと思います。まさにショック療法ですね。大会の結果はとても残念ですが、後になってこの大会が重要な機会だった思えるようになるかもしれません。

それにしても四年生も五年生も試合を重ねるごとに上達していきました。その様子を間近で見る事が出来たのは本当に幸せです。スタッフは連日早起きでしたが、その疲れも無く過ごせたのは彼らのおかげですね。

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