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学年による指導の違い

さて新年度となり、新たなクラスで練習が始まりました。

新四年生と新六年生はこれまでのクラスなのであまり変わらない様子ですが、新三年生と新五年生は上のクラスで練習になりますので、やはり戸惑いが見受けられます。

これまで出来ていたプレーがスピードもパワーも違う上の学年が相手なので、簡単にはプレーさせてもらえず、また全てのプレースピードが早くなっており、そのスピードに付いていくことが出来ず硬直(?)している姿も見れますね。中には試合形式の練習中に「ボールが触れる事が出来なくてつまんない!」というクレームもいただきました(笑)。ここまではっきりと言ってくれると気持ちいいのので、すぐに練習形式を見直して均衡するレベルで仕切り直しました。このあたりは私どももまだ手探りで行っておりますので、ご勘弁いただきたく。

また下のクラスから上がってきた彼らが一番戸惑っているのは練習の雰囲気でしょう。特に中学年クラスに上がった子は、これまで低学年クラスで和気あいあいとした雰囲気から、緊張感がある中学年クラスに入り、これまで許されていたことが非難される事もありますので当然違和感がありますよね。

これまではドリブルで相手にボールを取られても「良いチャレンジだ!次もがんばれ!」と言われていたことが「ボールを取られて笑っているようではサッカーをする資格は無い。自分のミスは自分で取り返せ!」と言われる始末。少々乱暴な口調ですが、このような言い方をするとあからさまに目の色が変わり必死になってプレーします。中学年からは自主性も育まないと成長しませんので時には厳しく、冷たく接する必要があると考えています。

とにかく今月は新しい環境に馴染むのに精一杯でしょう。しかし彼らならすぐに対応できると思いますし、今後はより一層成長すると確信しています。

また下の学年を受け入れる上の学年の子も大きな成長をする機会となります。少し長くなってしまいましたので、それはまた別の機会に記載します。

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