本日のTリーグは、暫定首位チームとの一戦でした。 レスチ西が丘はここまで2勝2分け。これ以上勝ち点を取りこぼせない状況であり、今日の相手は暫定首位。是が非でも勝利が欲しい試合でした。
試合はぬかるんだグラウンドで行われ、技術よりもパワーやスタミナ、そして相手ディフェンダーの裏へどれだけボールを蹴り込めるかが重要となりました。また、セットプレーをものにできるかどうかが、勝敗の分かれ目となるでしょう。
「こういう試合はセットプレーだよね」
サポーター席からそんな声が聞こえましたが、まさにその通りの展開に。りゅう君の貴重なゴールを最後まで守り抜き、勝利を掴み優勝への可能性を残しました。
今回のリーグ戦は飛び抜けて強いチームがおらず、昇格の行方は最後まで分からない混戦模様となるでしょう。そうなった時、重要になるのが「チーム力」であり、選手層の厚さが昇格の鍵を握るかもしれません。
この試合でも、前半から攻守にわたりフル回転だったりつ君、そら君、ごの君のうち、交代したのはりつ君のみ。馬車馬のように走り続けたそら君は、最後までピッチに立ち続けました。また、試合終盤には疲労からボールを遠くまで蹴れなくなる選手が続出しましたが、それでも交代選手が出場することはありませんでした。
試合に出られない選手には、それぞれ何かしらの理由があるはずで、私自身も全てを把握しているわけではありません。ただ、体力勝負となるこのような試合で交代枠を使い切れない現状は、これから迎えるさらに厳しい夏場の戦いを考えると、不安が残ります。
リーグ戦は、前期と後期の合計勝ち点で順位が決まります。前期リーグの残り試合を全勝で終えることはもちろんですが、8月か9月に始まる後期リーグに向けて、チーム全体の底上げが不可欠です。理想を言えば、後期リーグの初戦で、今日のスターティングメンバーから3、4名が入れ替わるくらいの激しいポジション争いが生まれてほしいところです。そうでなければ、優勝は難しいかもしれません。
ここまで書いて、ふと控えメンバーに向けて奮起を促すような言葉を続けようかと考えました。しかし、彼らもまた一生懸命に取り組んでいます。ただ、ベンチからスタメンの座を掴むための具体的な方法や、そのための努力の方向性が分からないだけなのかもしれない、と思い至りました。
だとすれば、私が伝えるべきは彼らを鼓舞すること以上に、「どうすれば試合に出場できるのか?」という具体的な道筋なのかもしれません。
そしてこのテーマは、まさしく”りお先生”の得意とするところでしょう。次回は、りお先生にそのあたりを語っていただくことにしましょう。
乞うご期待!
↓のイラストは体を張った守備で奮闘した”しょうや君”
こんなかっこよかったかなー??
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