体力の向上を目的としたトレーニングで、インターバルトレーニングは有名ですが、LSDトレーニングはあまり有名ではありません。インターバルトレーニングほど即効性があるわけでなく、がんばった感が無い事が原因なのでしょうか?しかし、各スポーツのトップ選手のオフ明けの時期や怪我からの回復期、また通常トレーニングの合間に取り入れているこのLSDトレーニング、とても負荷が軽いため初心者の方にはおすすめのトレーニングです。
LSDトレーニングとは?
LSDトレーニングとは「Long Slow Distance」の略で、長い距離をゆっくり走るトレーニングになります。ゆっくりの基準は心拍数120以下で、その目安は会話ができるくらいゆっくりした速度です。けっして息を荒げてはいけません。この速度で1時間以上走る事により、毛細血管が発達し、体の隅々まだ血液が行き渡り筋力の発達、脂肪の燃焼、スタミナの向上などの効果があります。要は走る上での土台となる体作りを行う事になります。初めてこのトレーニングを行うのであれば、最初から1時間ではなく。まずは30分でも良いでしょう。今月は30分、来月は40分と徐々に走る時間が多くなるようにしましょう。
上記に記載したように、各スポーツのトップ選手はオフ明けや怪我明けに、このLSDトレーニングでシーズンを乗り越える体を作り、徐々に負荷を上げていくトレーニングに移行します。このLSDトレーニングを習慣的に行う事で動作において最適な体が作れるわけです。トレーニングというと、どうしても額から汗を流し、息も絶え絶え行うイメージがあるようですが、このようなゆっくりと行うトレーニングもあるという事を知っておいて損は無いでしょう。
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ジョギング特集① ジョギング初心者へ まず最初に注意すること