・うどん一玉は角砂糖13個分
・和食=ヘルシーとは限らない
・昼食にざるそば一杯でがまんした人より、ステーキなどの肉や野菜をお腹一杯食べた方が痩せる
・脂肪は食べても太らない
・果物は太る
・疲れた時に甘いものを摂るのは逆効果
・油っこい定食を食べても太らない食べ方
勘が鋭い方ならわかると思いますが、上記は糖質制限についてです。これまで糖質制限や炭水化物ダイエットにチャレンジして苦しい思いをされた方の話を聞いて私には無縁だなぁと思っていましたが、下記の本を読んで認識がすっかりと変わりました。
糖質制限の話しは聞いてましたが、この本を読むとかなりの誤解があったことを反省してます。でもこれは私だけではないかもしれません。正しい糖質制限の知識はそれほど広まっていない気がしますし、意味の無い苦しい思いをされた方が多くいるように思います。そう、糖質制限は苦しい思いをする必要が無いのです。食べ物を選択すればお腹一杯食べられますし、ご飯(お米)やパンを一切食べてはならないことも無いのです。
本の内容は、太るメカニズム、痩せるメカニズムは血糖値に変化によりおこるものであり、痩せたければその変化を緩やかにすれば良く、そのためには糖質を控えましょう!というものです。メカニズムの解説は少々専門的であり、このブログではそこまで期待されていないと思いますので(詳細はぜひ本をご覧になってください!)ここでは糖質制限ダイエットについて記載してみます。
まず一日の糖質摂取量ですが、確実に痩せたいのであれば60グラム以下に抑えるのが理想で、体重を維持するには男性で120グラム、女性で100グラム以下に抑えるのが基準とのこと。どんな食べ物にどれほど糖質が含まれているかは以下に抜粋してみました。
食べ物 | 量 | 糖質量 |
白米ご飯 | 1膳 | 55.2g |
おにぎり | めし75g | 27.6g |
チャーハン | めし180g | 68.1g |
ざるそば | ゆでそば180g | 50.5g |
冷やし中華 | 生中華麺110g | 79.4g |
食パン(8枚切り) | 45g | 20.0g |
食パン(6枚切り) | 60g | 26.6g |
また根菜にも多くの糖質が含まれているので注意が必要。ジュースやお菓子などは砂糖の塊なので摂取は厳禁です。しかしカカオ70%以上のチョコレートなら大丈夫なので甘いものが欲しくなったら迷わずチョコレートです(もちろん食べ過ぎはだめですが)。
これだけ見ると食べるものが無い!となりそうですが、炭水化物は脂質と一緒に食べると血糖値の上昇が抑えられますので、朝はパンにオリーブオイルやバターをたっぷりと付けて食べたり、昼食は肉系の定食でご飯を半分にすればOK!夕食もご飯の量を減らして肉や野菜をたくさん食べれば良いのです。私もこれまで昼食は魚系であっさりした定食が太らないと思ってそれらを食してましたが、今は豚カツ定食や焼き肉定食でご飯を半分残すようにしています。また一時期の野菜の高騰は収まり、今は良質の野菜が安く買えますので普段からたくさんの野菜を食べるようにしています。一番のおススメは糖質が少なく栄養豊富な「大豆」です。大豆は下ごしらえが面倒というイメージがありますが、ちょっとしたコツで簡単に茹でることができます。今は毎日の食卓に大豆は欠かせません。
正しい糖質制限は無理なく健康的に痩せられますが、糖質が少ない副菜を増やす手間が発生します。ただこれはクックパッドで「糖質制限」で検索したり、他のもインターネットに糖質制限メニューが数多くありますので楽しみながら探してみるのが良いでしょう。
このようなダイエットは継続が大事で、すぐに結果が出るものではありません。しかし糖質が人体に与える影響をかんがみると、ダイエット目的でなくても行った方が良いと考えさせられます。またこのような継続的な取り組みはあまりストイックにならないのが長く続けるコツです。私も会食や接待などで炭水化物をたくさん食べてしまう機会がそれなりにありますが、その時はきっぱりと諦めて美味しい食事を堪能します。短期的に見ればダメでしょうが、無理せず長期的に継続するという観点かれ見ればそれでも大丈夫です。
この本には医学的な話しから、食べて良いもの、悪いもの、効率的な食べ方など様々な情報が記載されています。この記事の興味を持たれた方はここだけの記事だけで判断することなく本を読んでしっかりとした知識のもとに取り組んでいただけたらと思います。