疲れた時こそ軽く動いて「積極的休養」を！

スポーツ選手の疲労回復方法をご存知ですか？彼らは大会など連日の試合で肉体的、精神的な疲労を素早く回復させるのに、睡眠時間をたくさん取るような休養はせず、軽くジョギングしたりジムで汗を流したりして休みます。「疲れているのに動いて休養になるの？」と思うかもしれませんが、休養には「積極的休養」と「消極的休養」の二つがあります。

消極的休養とは、それこそ一日中寝るような全く体を動かさない事です。反対に積極的休養はウオーキングなど軽く体を動かして血液の循環を良くして疲労を回復させます。このメカニズムは、疲労物質である乳酸の分解を早める事により、疲労による回復を早める事ができます。また部屋に閉じこもった消極的休養より外に出て気分転嫁も出来る積極的休養は、精神的な疲労も回復させます。

「なんとなくだるいなぁ・・・」「体が重い・・・」「疲れて何もやる気がしない・・・」などと感じる時は、肉体的な疲労だけでなく精神的な疲労も伴います。こんな時はたくさん寝てもそれほど回復はしません。それよりも、少し遠い店まで散歩も兼ねて歩いてみる、30分ほどジョギングしてみるなどほんの少しの運動で劇的に回復します。私の経験では、消極的休養では精神的な疲労は回復せず、しかも精神的な疲労が回復しない限り肉体的な疲労は回復しないので、疲れた時こそ少し運動するようにしています。もちろん、こんな時こそメンタルの回復も図れるヨガが最適なのは言うまでもありません。

男性であれ女性であれ仕事のプレッシャーは同じです。また家事などは目に見えない地味な疲労がたくさん蓄積します。疲れている現代人こそ、積極的休養がおすすめです。

9月の活動スケジュール
【日程」
9月   2日（金）　10：00～11：00　赤羽スポーツの森　ふれあいホール
9月   7日（水）　19：30～20：30　赤羽スポーツの森　ふれあいホール