皆さん、海上自衛隊東京音楽隊の三宅由佳莉さんはご存知ですか?圧倒的な歌唱力で、YouTubeでは大変有名な方です。

http://www.youtube.com/watch?v=wS9UmJkTEs8

インターネットの発達で、本当に実力がある人はTVや雑誌などのメディアに出なくても世に出てくる時代ですね。YouTubeには彼女だけでなく、素晴らしい才能を持った人が多々存在しています。折を見て、皆さんに紹介していですね。

さてサッカーの世界はどうでしょうか?一昔前は、中学生で全日本大会に出場し、推薦で高校に入学して、全国高校サッカー選手権に出場して有名になるというのが一般的なキャリアパスでした。

しかし今は違います。例えば横浜Fマリノスの中澤選手は全国大会に出場することもなく、東京ヴェルディの練習生から這い上がり日本代表まで登りつめた選手です。長友選手は大学時代も無名で、FC東京でキャリアを積み、今ではイタリアの超一流クラブの選手ですし、香川選手にいたっては、地方のクラブチームからセレッソ大阪に入団しましたが、当初はあまり期待されていた選手ではありませんでした。

このように現在ではスカウト網が発達し、これまでのような実績重視から、実力やポテンシャルで判断されている傾向があります。もちろんスカウトなど関係者が観ている試合で出場し、活躍するという運も大事な要素でありますが、比較的フェアな取り組みが成されているのではないでしょうか。

来月から上級生クラスは初の公式戦となる全日本サッカー大会の予選に出場します。全国大会への出場は夢のまた夢ですが、しかしどこで誰が観ているか分かりません。全ての試合で全力を出し切ってこれからのキャリアの糧としてほしいですね。

投稿者 松尾