11月6日に行われた練習試合から約2週間が経ちました。本来ならその直後に感想を記載したかったのですが、非常にもやもやした内容でしたのでその見極めに時間が掛かってしまった次第です。

さてその練習試合ですが、相変わらず興味深いコンテンツがたくさんありましたね。その代表的なのが、皆さん仰っていたように以下の事があげられます。

・強い相手だと元気が無くなってしまう

・積極的にボールを取りに行かない

・味方のプレーを眺めているだけ

これらの事象の原因は何でしょうか?相手に向かっていく根性が足りない、声を出してパスをもらう積極性が足りない、等々。間違ってはいないでしょうが、漠然とした精神的な問題で片付けてしまうのは指導者として失格なので違う観点からこの2週間観察していました。

その観察で気付いた事がいくつかあります。1つは単純にボールをもらう際のポジションが悪い事。おそらく子供達も味方をどうやってフォローすれば良いのか分からなかったかと思います。ですので今はボールをもらう時の動き方に重点を置いて練習しています。これは俯瞰的に全体を見る必要がありますので、少し時間が掛かりますね。

2つ目の課題も同じような事ですが、例えば今、自分がやるべき事は?優先する事は?など考える力がまだまだ足りておりません。もっともっと自分で物事を考える姿勢が必要ですね。

その他にもディフェンスの仕方など課題もありますが、そのあたりはまだあまり教えていないのでしょうがないですね。しかしこの間のチームは強豪チームなのでそれほど悲観する必要はありません。一歩一歩改善していけば良い話しです。

これから迎える秋から冬の時期は目に見える成長はあまり期待できません。しかしその間の練習が確固たる下積みとなり、春に開花します。皆さん、来年の春に期待してください。子供達の成長に目を見張る事になるでしょう。

投稿者 松尾