昨日に引き続き本日も6年生チームの試合です。

今日の試合もたくさんシュートが外れました(泣)

まぁシュートの精度はこれからの伸びしろとして、そこに至るまでの回数が増えてきているのは確かで、これまでシュートチャンスは1試合に1回とか2回だったのが、確実に増えている最近の試合を評価しましょう。

ですので今日は結果が出ませんでしたが、長い目で観る試合の一つかと。

ただ気になるのはシュートや得点ではなく、自らチャンスを潰しているプレーが目立ち始めていることです。

チャンスになりそうな時に、例えば全力でドリブルしてセンタリングしたり、利き足とは逆の足でパスをしたり、目の前に相手がたくさんいるのにドリブルしたりと、これらのプレーは確実に失敗しています。

練習でも出来てない、やってもいないプレーを選択してしまう思考にちょっと危機感を持っています。

もちろん可能性を広げるという意味で成功率が低いプレーにチャレンジするのは大歓迎ですが、「そのプレーを今、そこで、そのタイミングでやるか?」という、おそらく思考が前のめりになっているのでしょう。

体格差があるので、彼らは試合を有利に進めることができます。それゆえ気持ちが前に向かって、冷静さを欠いてしまう状態が続いており、失点してもっと焦ってしまう心理はよく理解できるのですが、これから大きな成長を迎えるこの選手たちが、将来その体格差がアドバンテージにならなくなった日を考えるとやはり早急に手を打たなくてはと思うのです。

チャンスに失敗してしまうプレーを巻き戻してみると、パスを受ける位置、体の向き、確保している視野、など準備段階の課題や先を考えたプレーを想定しているのか?等々頭の中の準備が足りているのか?

これら事前準備や最初のプレーの選択が間違っているので、リカバリするべくどんどん悪いサイクルのプレーになってしまっている印象があります。

最初のトラップを違うようにしておけば、、、

ドリブルの進む方向をそっちではなくあっちにしておけば、、、

もっと顔を上げて周りを見てプレーすれば、あの見方にパスを出せたのに、、、

繰り返しになりますが、体格差があるので何も考えずにドリブルやパスをしても、それなりに出来てしまうのです。しかし事細かに見ていくと、現状のままでは限界が見えてきます。

足だけでなく、絶えず思考もフル稼働してプレーをする必要がありますね。

西が丘サッカークラブについては下記を参照ください。

http://www.kids.nishigaoka.com

投稿者 松尾