グループB イングランド代表対イラン代表

結果はご存じの通りイングランド代表の圧勝です。今大会のイングランド代表は前のブログでも書いたように、とても優れたチームで確実に上位に進出するチームと私は思っています。

そんなイングランド代表に、イラン代表の監督である名将ケイロス監督が慎重になるのも分かります。ディフェンダーが5人、ミッドフィールダーが4人、フォワードが1人という守備的な戦術で守備の穴を作らないような戦い方を選びました。

ただこれが裏目に出たようです。守備的に待ち構える戦術は、強度の高い守備ブロックを形成し、簡単には突破されないメリットがありますが、相手の攻撃を受けてから対応するために後手後手になってしまう危険があるのです。

相手が何を考えて、どこからどのように攻めてくるのか?常に相手よりも先に考え、危険な芽を摘む積極的かつ粘り強い守備が出来れば、実力が上のチームに勝つチャンスが生まれますが、実力が下のチームが受け身になってしまってはこのような結果になってもおかしくありません。

解説の佐藤寿人氏がいみじくも言ってましたが、イラン代表は「相手をリスペクトし過ぎた」のでしょうね。

今晩行われるアルゼンチン代表対サウジアラビア代表では、実力が劣るサウジアラビア代表がイラン代表と同様の戦い方をしたら、やはり結果も同じなってしまいます。伝統的にジャックナイフのようなカウンターが得意なサウジアラビア代表ですから、積極的な守備から素早い攻撃に期待しましょう。

 

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投稿者 松尾