「芝のグランドでフィジカルトレーニングをするのは愚の骨頂である。ボールが不規則に弾まない芝のグランドでは徹底的に技術の練習をするべきだ」という記事を読んだことがあります。それは大人の場合に当てはまるかもしまれませんが、すぐに転んでしまう子供の場合は、転んでも全く痛くない人工芝で思いっきりフィジカルトレーニングをするのもアリと言いますか、小さな子供こそ芝や人工芝でフィジカルトレーニングをやるからこそ意味があると思うのです。練習をする度にすり傷だらけになってしまうと恐怖で100%の力を発揮しなくなってしまいますからね。

さて西が丘サッカークラブの練習ですが、最近はタイトル通りフィジカルトレーニングを多く取り入れて体作りに焦点を当てています。以前も書いていますが、小学生だからと言ってフィジカルトレーニングは必要が無いというのは暴論で、試合終了まで走りぬく体力を付けなくてはならず、また技術を活かすにもやはり体力が必要になるのです。

今回のブログではフィジカルトレーニングを頑張っている様子をご紹介します。

全力ダッシュなどの後は上記のような片足ケンケンなど筋力強化系のトレーニングが始まります。

サッカーコートの半分の距離ですので、だいたい45メートルくらいですかね。その距離を行きは右足で帰りは左足で行います。

もちろん新3年生や新4年生も行います。

西が丘の名物トレーニング、題して「くまさん」

膝を地面に付けないで往復約90メートルをこの格好で進みます。足、腹筋、背筋、肩周りの筋力が強化されます。これは見た目以上にキツイです。とにかくキツイです。それを黙々と手を抜かずにやる子供たちは凄いです。

ボールに触る回数を多く、そして走るスピードを速くしたドリブルのトレーニング。速く走りつつ細かなボールタッチの感覚を養うトレーニングです。20メートルくらいの距離を交代で何度も何度も行います。

結局この練習でもかなりの距離を走っているのですよね。

次はフェイントの練習です。キックフェイントやボールをまたぐシザースのフェイントなどをこちらも何度も何度も行います。

中々上手くできませんが、最初はそれで良いのです。継続すればとても上手にできるようになります。質を高めるには量を増やすしか方法は無く、何度も何度も練習するから上手くなるのです。

最後は試合形式の練習です。今日の練習で行ったドリブル練習の成果を出せるか?

この子達の良いところはほんとに一生懸命にやるところです。ご家庭ではわかりませんが、グランドでは真面目にやってます(笑)

練習後のミーティングでは、今日の反省点や良い点などを指摘されます。真剣に話を聞く子は間違いなく上手くなります。この中で誰が真剣に話を聞いてるでしょうか??みんな真面目に聞いてるようですね。

みんなとても頑張ってますよ。全力で練習に取り組んでいます。継続できれば夏ごろには一段とスケールアップしている事でしょう。楽しみです。

西が丘サッカークラブについては以下を参照ください。

http://www.kids.nishigaoka.com

投稿者 松尾