自粛生活の反動か、この週末は各地で多くの人で賑わったようです。何を警戒すれば良いのかわからない「東京アラート」の前ではしょうがないでしょうね。
普段は私も人通りが少ない道を散歩していますが、これまで屋外において集団感染した事例は聞かないですし、このウイルスが紫外線によって弱体化するというのは信じるに値する情報なのでしょう。

今でも感染が収まっていないのは、「接待を伴う飲食店」と言われる夜のいかがわしい三密が保てないお店のようですし、それ以外はそれほど神経質になる必要は無いかもしれません。しかしまず私は「接待を伴う飲食店」には行きませんし(そもそも今の時代にそんな店で接待をするビジネスマンがいるのか疑問ですが)、まだ居酒屋も遠慮しており、日中でも人がたくさんいるお店には入りません。

自分自身、神経質すぎるかな?とも思いますが、もし私が感染した場合は多くの子供たちに感染させてしまうと考えると、どうしても神経質になってしまいます。

私のような行動が経済の復活を妨げているのは承知していますが、それは他の方に任せておきましょう。

そもそも欧米日中の主要経済大国の政府と中央銀行がほぼ無制限に市場にマネーを供給している現在において、先物主導で引き上げた経済に実態経済もそれに引きずられて市場はコロナバブルの様相を呈しています。
まだまだ苦しんでいる個人経営、個人事業主の方が多くいますが(私も個人事業主です)もう少しで回復すると思われます。とはいえ、回復しても以前の7割と言われていますので元通りに回復するのは遠い先になるのでしょう。

日本では各地で賑わいを見せ、欧州やアメリカでは普段の活動が再開されつつある新型コロナウィルスの状況ですが、それは北半球の話しであって、南米やアフリカの南半球では別の話しです。ブラジルはすでに世界第二位の感染大国になり、医療インフラが整っていないアフリカ諸国においては感染したら「死」を意味しています。もちろんそのような国々においては正確な感染者数を把握することなど出来ず、有効な対策など打てようもありません(そもそも私たちが実践している手洗いやうがいに必要なきれいな水が無い状況ですから・・・)。

問題なのは南半球で猛威を振るったウィルスが今年の秋ごろに日本などの北半球にまた戻ってくる可能性が高いことです。しかもこのウィルスはどうやら変異するらしく、より被害が大きくなると予想されています。ちなみに、この騒動で皆さん耳にしたであろう「スペイン風邪」も、その被害は第一波よりも世界中を巡ってきた第二波、第三波の方が被害が大きくなっています。

そのように考えると、国内の感染者数が減ってきたと言ってもそれが安心になる根拠にならず、今後への警戒は絶対に怠ってはいけないと思います。そして、子供の感染は家庭内感染が多いと言われています(https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=326)。練習や試合などで私たちも出来る限り感染防止に配慮しますが、保護者の方々の多大な配慮も必要なのです。

結局のところ、子供たちの安全は私たち大人の責任と行動によってもたらされるのでしょう。しかしいくら気を付けていたといっても、通勤の電車やコンビニ、スーパーなどで感染してしまうことも考えられます。気にしていたらキリが無いですが、薬が出来るであろう数年後まで注意を払って生活するしかないですね。

子供たちのためにも、私たち大人がここは正念場と思って日々を勤しみましょう。

投稿者 松尾