新年度になり二ヶ月が経過したこの時期、低学年クラスの子供たちに若干の変化が見られます。これまでの練習は「楽しかった」で終わっていた感がありますが、理解力が発達している今はサッカーの技術に対して自分なりの考察が出てきたように見受けられます。まだそれを各自が言葉で説明するのは難しいと思いますが、練習に取り組む姿勢に確実な変化が見て取れます。

今は練習をすればするほど上達する時期、練習が無い日もたくさん体を動かしてほしいですね。では練習の様子を見てみましょう。

ウオーミングアップで手を繋いだ鬼ごっこ。気温が低い時期は長めのウオーミングアップが必要ですが、今は短時間で終わらせます。

ウオーミングアップでも楽しくやるのが大事。みんな良い笑顔です。

身体を動かした後は頭をウオーミングアップ。ルールを決めたいつもと違うじゃんけんで頭と反射神経に刺激を与えます。

どんなやり取りがあるのか?よくわかりませんが、楽しそうでなにより。

続いてボールタッチやフェイントの練習です。

足の様々な部位を使って、試合で必要になるスキルを磨きます。

これはシザースと言ってボールをまたぐフェイントの練習。King KAZUみたいになれるかな?

続いて一対一の練習。先ほどのフェイントの練習の成果が出れば良いですが、この日のポイントは積極的な姿勢で攻撃も守備もとにかく全力でやることにフォーカスしています。

こういう激しさは良いですね。

相手のシュートに対して自らの身体を張って守ります。スポーツで大事なのはこのような泥臭いプレーなのですよ。

相手を抜いてゴールを目指している瞬間。背筋が伸びて良い姿勢です。

そして最後は試合形式の練習。この日は試合前に整列して本当の試合で必要になる儀式(?)も学びました。

ボールの保持者に対して相手チームが一斉に取りにかかります。

ゴール前の激しい攻防。攻める方も守る方も一生懸命なのがGood!

密集地帯を強引にドリブルで突破を図るシーン。今は失敗が糧になる時期。ボールを奪われても、相手に抜かれてもとにかく一生懸命にやればやるほど上達します。私たちの指導において、それを促すのが一番重要な事かもしれません。

投稿者 松尾