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先日行われた二年生の練習試合について簡単に記載してみます。

この学年の試合に求めることはいくつかありますが、絶対に求めてはいけないことがあります。それは”勝利”です。語弊がある言い方ですが、勝つことはとても重要です。しかしそれを最優先にしてはいけません。相手のtfaさんの指導者もそのような声掛けはしておらず、子供たちを楽しませることに注力してましたね。まぁそれは全学年に対して言えることなのですが、低学年の子供たちに勝利を追い求める姿勢や厳しい物言いは一切必要ありません。
この学年で私たちが彼らに対し厳しく言うとしたら以下の点です。

・相手や仲間に対して文句を言う
・試合中にふざける
・全力を出さない

このくらいですかね。しかしうちの子たちは真面目なのでこのような指摘は一切することなく、みんな最後まで全力で試合をしました。

なお、ここでは個人的な評価は記載しませんが、実際には事細かく各自を評価しています。例えば、

・実力を出し切っているか?
・どのようなプレーが出来てどのようなプレーが出来ないのか
・各自の長所と短所は?
・長所を伸ばすには?
・短所を改善する時期はいつなのか?
・状況判断のレベルはどの程度なのか?
・技術は成長しているか?
・頑張れるメンタルは身に付いているか?
・協調性はあるか?
・自己主張できるか?
・リスク管理はできるか?

ざっくりと書きましたがこのような視点で彼らを見ています。そしてこれを練習に反映させる作業を繰り返します。(少し脱線しますが、子供の育成は試合と練習のサイクルから成り立っています。なので練習試合に来れないとやはり指導が難しくなるのですよね・・・。また練習試合が多くなると子供たちも新鮮味が無くなって、高い集中力を発揮できません。そうなると試合も惰性で行ってしまうのですよねぇ。なので三年生以下の練習試合の回数とタイミングは結構神経を使います。。。)

さて上記の評価に基づき彼らの試合を見た結果、ネガティブな要素は無く、ポジティブで新鮮な驚きがたくさんあった試合でした。最後は体力が続かなくてだらけてしまいましたがそれまでに全力で相手にぶつかってましたし、この子がそこまで頑張れるようになったんだ!そこまで出来るようになったんだ!という嬉しい驚きしかありません。これから練習で向上させ、数ヶ月後の試合でまた様々な視点で見てみましょう。

投稿者 松尾