前回のブログでは六年生チームの物足りない現状について記載しましたが、考えてみれば最近の練習では技術的な練習が多く、サッカーの本質的な体と体のぶつかり合いなど強い意志を発散させる練習をしていませんでした。やはり練習は正直で、技術的な練習が多くなると、彼らの意識は技術的な内容に集中して他のことは抜け落ちていくのですね。それだけ日々の練習の影響は大きいのでしょう。

ということで、今週から徐々に戦うことを意識した練習に切り替えています。水曜日と木曜日の中学年クラス、高学年クラスの練習の様子です。

まずは中学年クラス。これは1対1対1でボールの奪い合いです。真ん中の子が両脇の子から体全体を使って自分のボールを守っています。

倒れこみながらもボールをキープしています。良いですね。

相手の体とボールの間に足や自分の体を入れ込むのがこの練習のポイント。相撲でいうところの差し手争いか。

ユニフォームを引っ張られようがとにかくボールをキープ!この練習では多少のことでは反則はとりません。絶対にボールを奪う!奪われない!という姿勢を評価します。

まさに体と体のぶつかり合い!

三人の奪い合いですが、、、

勢い余って、なぜか三人とも転倒。こんなコミカルなシーンも時々。

練習の最後は懐かしの手押し車!今時やらないですね(笑)。でも背筋など上半身を鍛えるには最適な筋トレです。闘える体を作る!

ここから高学年クラス。こちらの練習も同様に1対1対1。さすがに迫力ありますね。

なんかデカいやつがいるなぁと思ったら・・・

この練習、かなりハードです。「コーチ~、疲れた~」な表情か?それとも充実している表情でしょうか?ちなみにこの女子は最近実力が急上昇。腑抜けた男子たちを一掃してほしいところ。

このボールの奪い合いの練習をやると試合形式の練習でもその勢いは継続します。守備側と攻撃側のポジション争いの一幕。体をぶつけ合って有利なポジションを取ろうとしているところ。

腑抜けぼうず筆頭も表情が引き締まってきたかな?

さて最後はこの1枚。この子、前期リーグでは悔しい思いをしましたが、そこからとても頑張っています。先日の練習試合でも気が抜けた六年生より、線が細いこの五年生の方が誰よりも目立っていました。8月(9月?)から始まる後期リーグ、果たしてどのようなメンバーになるのでしょうか?いつまでも腑抜けいると・・・。

投稿者 松尾