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さて本日は、まずは六年生の卒業試合の話しから。

この学年の子たちで当クラブで試合に出場したのはさくや君ただ一人。他の子は違うチームで出場したり、他のスポーツを真剣にやっていたり、そもそも試合自体が初めてだったりと、普段一緒に練習はしていますが一緒に試合に出場したのはこれが最初という面白い背景があります。

六年生の中には一年生から見ている子もいますし、二年生や三年生から見ている子、最後の数か月だけ入会してくれた子もいます。全ての子達との思い出は鮮明に残っています。一緒に練習できない寂しさはありますが、しかし今後も何かしら繋がりがあるような気がしますので、寂しさよりも彼らの新たな船出を祝う気持ちの方が強いのが正直な心境です。ま、これからも仲良くやりましょう。

次に三年生チームの練習試合ですが、このメンバーは成長するまで時間が掛かりそうです(笑)。当面はもやもやとした試合が続きそうですね。課題は積極性や自主性ですが、積極的になるにも自主的になるにも何かしら根拠となる自信が必要で、その自信を付けるにはサッカーであればやはり練習しかありません。これまで出来なかったことが練習を重ねて出来るようになり、そのいくつもの小さな成功の積み重ねが自信になります。来週から始める大会において、彼らは自分が出来ないプレーの数の多さに圧倒されるでしょう。おそらく打ちのめされるような試合が続くことで、自信を持つどころかサッカーを嫌いになる可能性すらあります。そのような本末転倒なことにならないように気を付けなければいけません。彼らの場合は一歩一歩を一緒に乗り越えていくことが必要ですね。

とはいえ試合まであと一週間あります。彼らが試合を楽しいと思えるように私たちもがんばります。

最後に一年生の練習試合ですが・・・。この一年生は三年生と正反対の性格の子が多いです。打ちのめされてもマイペースで笑っている子が多く、これはこれでなんだかなぁという締まらない気持ちにさせられます(笑)。

対照的な一年生と三年生ですが、どちらが良い悪いの話しではなく、どちらも良い面と悪い面があるので、悪いところを補い、良いところを伸ばしていくだけの話し。

ところで一年生の試合ですが、悪いところはあまり無く、いえ悪いところは全く目に入らず、良いところしか見られませんでした。もちろん技術的なミスは多々ありますが、ガッツ溢れるプレーに驚いてばかりでした。どれほど技術があっても、どれほど体力があり足が速くても、闘争心が無ければ良いプレーはできないし試合に勝つことはできません。もちろん闘争心だけでは勝てなく、気持ちと技術、体力がバランス良く併せ持つことが重要なのです(まさに心技体という言葉通りですね)。

現在は気持ちが先走っていますが、技術も片鱗を多く見ることが出来ましたし、このまま練習を重ねて成長していけば各自とても良い選手になれると思います。

ま、一年生に過度な期待や不安を持つことはあまり意味が無いので、このあたりにしましょうか。とにかく練習を重ねることが大事です。

投稿者 松尾