本日六年生大会の前期最終節が行われました。

これまでは戸田橋のサッカー場で試合でしたが、今日はイレギュラーで豊島区のサッカー場で試合です。

そこで良い機会なので、子供たちだけで現地に集合してもらいました。数日前の練習後にみんなで集合場所と時間、行き方を話し合って臨んだ本日。期待通りに現地の駅から迷ってしまいとても遠回りしてしまったようです。

それにしてもこの子供たちだけで来るというのは、良い企画かもしれません。彼らはよくしゃべりますが、しかしコミュニケーションがそれほど得意ではありません。このコミュニケーションとは、例えば試合中における指示やサポートの声、ああしよう、こうしよう、あの選手マークについて!ここは任せろ!こっちにパスして!みんなディフェンスに戻ってきて!みんな攻撃にでるよ!等々。

サッカーにおいてとても大事な試合中の意思疎通のコミュニケーションが苦手です。これはうちのチームだけでなく、どうやら最近の子供の特徴のようですね。考えてみればグランドへの移動は親御さんと一緒に来て、試合は監督が戦い方を指示する。子供たちで目的を達成する為の話し合いをする機会がありません。

最近の子供たちに必要なのは、練習よりも勉強よりもグループで行うオリエンテーリングなのでしょう。機会があれば何かしらやってみたいですが、難しいかな?

さて試合ですが、点差は覚えてませんが負けました。これで前期リーグは全敗です。この結果は当初から予想していたのでとくに驚きもなく。六年生の大会に四年生が4,5名出場しているのはうちのチームくらいでしょう。幸か不幸か六年生が一人しかいない状況で、やる気があってがんばっている子はどんどん上のクラスの試合に出場させます(もちろん実力が伴っている事が前提ですが)。

その四年生はもちろん、主力の五年生もこのリーグ戦でとても上達しました。また怪我あけのキャプテンさくや君も今日の後半からようやく自分のプレーを取り戻し、とても良いプレーを魅せる事ができました。

前期リーグは各自の長所を伸ばすことにフォーカスし、結果は出ませんでしたが内容にはとても満足しています。そして後期リーグは各自の戦術理解や役割、責任感に注目し、少し厳しい要求をするつもりです。これまでは、良く言えば自由に、悪く言えば自分勝手にプレーしていた側面もあります。しかし後期リーグは「チームのための行動」を厳しく求めていきます。

サッカーは個人の力がとても重要です。しかしその力をチームのために使えなくては試合に勝てません。

さてさて、どうなることやら。

投稿者 松尾