先日の私が受け持った中学年クラスの練習は、見事なまでに失敗しました(なお中学年クラスの全てではありません。中学年クラスの中でもいくつかグループ分けしています)。

「こっちチームのスローインだ!」

「お前、今俺の足を蹴っただろ!」

「そんな得点はずるい!その前に反則があっただろ!」

低学年クラスでたまに聞く発言です。これが年長さんや新一年生なら優しく諭すのですが、まさか中学年クラスの子達が乱発するとは・・・。

これが高学年クラスや中学年クラスのサッカーに対する意識が高い子であれば、もめる時間がもったいなく、さっさとプレーを再開したり、足を蹴られた程度で平常心が乱れる事もなく、相手の良いプレーは素直に認め、自分もそれ以上になれるように頑張っています。

この雰囲気を作り出した監督の手腕はさすがですが、それに応えている選手たちも褒めるべきでしょう。

翻って私が担当している中学年クラスは、上記の高学年クラスの子達とは少々趣が違い、サッカーに対する価値観もおそらく相違があるように見受けられます。したがってあまりストイックに練習を行うよりは多少の笑いがあり、リラックスした中で一生懸命やってもらえればと考えています。

ただこのリラックスが行き過ぎてしまうと、冒頭の発言など彼ら自身がそのメンタルをコントロール出来い状況に陥り、ふざけ過ぎたり、はたまたけんかが勃発してしまいます。

そうなってしまうと、とても練習を行う雰囲気ではないですね。このような雰囲気で練習を行ってもちっとも上達する事はありません。先日の練習の成果があったのか疑問に感じています。

もちろん原因はその雰囲気を作り出してしまうような練習メニューを組んだ私にあります。今後もこのような事が続くようなら、とてもお月謝はいただけません。

次からどうするか?もう一度練習内容を整理して臨み、各自のパーソナリティーを考慮したグループ分けの再精査、飽きる事無く集中力が保てる練習メニューの構築、私の口調や態度を改める必要があります。

どれが正しいかはやってみないとわかりませんが、とにかく試行錯誤してみます。

失敗をブログに公開するのはとても心苦しいですが、反省と忘備録のために。

投稿者 松尾