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先日の日曜日に西が丘サッカー場で行われた、なでしこリーグの試合を生観戦しました。

ワールドカップで優勝してから中々観る機会が無かったのですがやっと観る事ができ、久々に観る女子の試合は以前よりも戦術面の進化が素晴らしかったです。

まずこの試合の観戦ポイントは、ドイツW杯でも評価された日本の戦術意識です(全員が走り回るサッカーがとても評価されてましたね)。その戦術は、男子のトレンドにもれずコンパクトで前線からのプレッシングサッカーを両チームとも行い、狭い局面からサイド攻撃を仕掛ける内容で、特に浦和レッズレディースの守備意識は称賛に値します。

試合中盤は少々足が止まりましたが、最後まで集中しプレスをかけ続けた体力と危機察知の集中力、カバーリングの意識はさすが世界一の国のリーグと納得したものです。

また個人で言うとなでしこジャパンのDFの要、岩清水選手はやはり目立ってましたね。1対1に強さ、カバーリングというDFの基本的なスキルの高さはもちろんですが、FWへのロングパスの正確さも凄かったです。それとベレーザの7番原選手もセンスを感じます。中盤で柔らかいボールタッチから意外性のあるパスはガンバの遠藤ヤットや中村俊輔選手を彷彿させます。後はもっと運動量を増やしてゴールに絡むプレーやディフェンスの粘りを身に付ければ沢選手のようになれるかもしれません。それこそ沢選手のプレーを頭に染み込ませるイメージトレーニングが良いかもです。このあたりは沢選手の大先輩の野田監督に期待しましょう。

それにしてもなでしこの試合は面白いですね。今季はこれで終わってしまいましたが、来年はもっと観るつもりです。試合終了後の両サポーターのエール交換は素晴らしいですし、スタジアムで気軽にサインや写真撮影に応じる選手に子供達が群がってました(笑)。

投稿者 松尾