今回の高学年クラスの合宿は台風の影響により、直前まで開催を悩みましたが何とか無事に実施できて良かったです。急な練習場所の変更、駅から体育館までの送迎、昼食の配達時間の変更等々、現地の方々には感謝しかありません。やはり青梅は捨てがたい・・・。

さて今回の高学年クラスの合宿ですが、五、六年生だけでなく、彼らと一緒に練習しても遜色が無い四年生も数人参加して合計21名で行われました。初日は前日の雨でグランドが使えず体育館でみっちりと基礎的なトレーニングを行い、翌日は午前から地元の強豪チームと練習試合、午後はトレーニングと紅白戦という内容です。今回の合宿はまさに暑さとの戦いで、軽い熱中症になった子もおり、時間は短かったですが厳しい内容になりました。

二日目の練習が始まったばかりの写真。9時頃ですが厳しい日差しが選手を襲います。そらのすけ君もこの表情。ちなみに初日の写真はありません(明るさが足りない体育館で、動いている写真は撮れませんでした・・・)。

六年生のしょうま、しゆう、しょうた君もキツそうな顔。しゆう先輩はすでに目がうつろです。

五年生のたくと君に至ってはもう動くのも大変そう・・・。

しかしそれでも試合は始まります。六年生チームの相手は小学生の日本代表候補、東京トレセンメンバーが複数いる強豪チーム。普段では中々できない強豪チームとの練習試合。やっぱり地元の方々には頭が上がりません。

迫力ある写真はしゆう先輩。さっきまで目が死んでましたが試合が始まれば別です。

しょうま君も表情がさっきまでと違いますね。

飄々とした表情のとも君。中学年クラスの合宿では監督に奈落の底に突き落とされましたが、今回は二日間ともに集中力を保ち続けました。味方が諦めてもキーパーだけは諦めてはいけない。大変なポジションなのだよ。

相手のエースをマークするつばさ君。その相手にそこまでやれるの?と驚くばかり。しかしそれは彼だけでなく四人の六年生みんなに言えること。技術的にはみんなとても荒削りで、数少ない長所と状況判断の良さだけでそれほど戦えるんだ!と末恐ろしい想いです。中学校に行って、良い指導者、良いチームに巡り合えたら・・・。短所を補い、長所を伸ばせる環境に行ってほしいですね。

六年生チームの試合に出場した四、五年生の面々。個々のコメントはやめておきますが、強いチーム、上手い選手との戦いを体感したことは後々の財産となります。

こちらは他の五、六年生の試合。相手に小さい子はいますが中学生や高校生も交じって簡単には勝たせてくれません。

シュートを外して悔しがるそらのすけを慰めるゆずき君。このチームはチームワークがとても良かったです。

こうき君やふみや君がチームを引っ張ります。

高校生の相手に果敢にチャレンジするたくと君。

この暑さ、強い相手、このような環境でみんな良く頑張りました。このチームの良さは誰も手を抜かないこと。みんな一丸となって勝利を目指します。

午後は3チームに分かれて紅白戦。暑さが一番厳しい時間帯で最後まで全力でした。

何やら指示を出しているそうど君。でも暑さに弱いです。しゆう先輩と同じくらい弱いです。


グランドのいたる所で見られる激しいシーンと真剣な表情。こちらとしては怪我と熱中症が心配・・・。

全力を出し切った六年生のしょうた君。まぁそうなるよね。

チームメイトのかんた君と話しているしゅうたろう。この合宿ではこのようなコミュニケーションが随所に見られ彼らの成長を感じる事が多々ありました。

しおん君も何か主張してますね。とても良い事です。

何か叫んでいるしょうま君。このシーンは指示でも自己主張でもなくただの文句なので無視です。残念。

そういえばこんなシーンも。四年生キーパーのゆずき君のポジションを指導するふみや君。同じキーパーとして何か思うところがあるのでしょう。誰に言われるまでもなく、とても良い光景です。ふみや君は低学年から知ってますが、当時は自分中心だったのですが今は後輩たちをまとめてくれる良い先輩になりました。

良い先輩といえばつばさ君もそうでしょう。自分最優先のわがままな六年生二人とは対照的に、優しい言葉で後輩たちに指示する姿はとても微笑ましく。身内には優しく、対戦相手には厳しい頼りになるお兄さんです。

最後は六年生チームの四人衆。この子たち、とても仲が良いですね!

この合宿でも六年生だけでなく、五年生や四年生の子でも多くの発見がありました。様々な可能性を秘めている彼ら、成長の度合いは個人によって違いますがその可能性を信じて全力で指導しましょう。

投稿者 松尾