面白い取り組みを行っているアメリカの団体の記事を見つけました。

ホリスティックライフファンデーションという(NPO?)団体が、放課後プログラムの一つとして行動学をもとに子供たちに瞑想と呼吸法を教えています。子供たちといえば世界各国共通で、走り回ったり、暴れたり、とにかく良くも悪くも元気いっぱいです。しかも治安が悪いことで有名なメリーランド州ボルチモアの学校で行っているのですから、日本でいう”態度が悪い子”のレベルは全く違くのでしょう。

この学校では態度が悪かったり悪さをした子は体罰を与えるのではなく、瞑想や呼吸法、ヨガを行わせています。なお瞑想を行わせる部屋は独房のような薄暗い部屋ではなく、太陽の光がたくさん入る明るい部屋のようです。

この取組みは数年前から行っており、停学処分になる子は居なくなり、HPやニュースを読むと「テスト前に呼吸法を行うことで落ち着いて臨めるようになった」「悪い事は自分に跳ね返ってくる事に気付いた」と意見が寄せられ、子供たちの生活態度は明らかに改善されているようです。

この団体が提供しているプログラムは瞑想や呼吸法、ヨガにより、リラクゼーションやストレスの緩和、平和的な解決方法の模索、自己制御や集中力向上の方法、内側から来る自分の感情を聞く方法を自ら発見できるようにする事をトレーニングします。これからはグーグル社が取り入れている”マインドフルネス”のように瞑想や呼吸法がより注目を浴びそうですね。

 

と、ここまで書いていて気付いたのですが、”瞑想”や”呼吸法”はヨガでやっていることであり、また「リラクゼーション」「ストレスの緩和」「自己制御」「集中力の向上」そして「内側から来る自分の感情を聞く」、これらはヨガクラブでインストラクターの先生が普段から言っている事です。このアメリカの団体もプログラムにヨガを取り入れているように、ヨガには大人だけでなく子供にも効果があるのでしょう。西が丘ヨガクラブに最近はお母さんと一緒に小学生やもっと小さい子が参加する事が多く、その子たちもレッスンが始まると一緒に瞑想したり、がんばってポーズをとっています。これからは小学生や小さい子が参加できる機会を増やしたいですね。

もし我が子にもっと落ち着いてほしいと思っている方がいらっしゃったら、ご一緒に参加してみてはいかがですか?

西が丘ヨガクラブ

投稿者 松尾