西が丘スポーツクラブ

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指導者は子供たちにサッカーで何を教えるのか?

time 2016/04/26

指導者は子供たちにサッカーで何を教えるのか?

先日、指導者講習会に参加しました。

この講習会は指導の初心者の方を対象としたものですが、これに出席しないとブロック大会で指揮をとれないので私も出席した次第です。

講習はFC東京の育成部の方が来られ、広く一般的な内容の実技と講義をされました。残念ながら時間の制約上、一つのテーマを深く掘り下げることは無かったですが、とても興味深いテーマがいくつかありましたのでお伝えします。

指導者はサッカーを教えるのが仕事ですが、特に育成年代にはそれだけではなく、サッカーで何を教えるのか?これが重要との事です。サッカーを通じて、子供たちに技術や戦術などのサッカー論だけでなく、それ以外の事で大人が教える事。

このテーマは他のチームの方々の意見を聞くことができ、面白い意見がたくさんありました。しかしコーチの方の個人的な意見は色々と聞けましたが、チームとして「サッカーを通じて子供たちに学んでほしい事」はとても抽象的な印象です。”強豪”と言われるチームでのこの件はあまり定義されていないようですね。

ただ強豪チームは、人間形成も大事ですが、それよりも”勝利”を求められる傾向があります。強いチームに入る事、そこで活躍する事が子供たちや親御さんたちが求める事であれば、チームはとにかく強くあり続ける事がそのニーズに応える事になります。

 

さて翻って私たちのチームはどうでしょう?これは簡単です。私たちの育成のキーワードは”選択肢”です。プレーの選択肢を増やす事、そして将来は自分の人生の選択肢を増やす事、例えばサッカー選手にもなれる、大きな会社にも入れる、研究者にもなれる、実現可能な将来像を増やし、それらの中から自分で選べる人生を歩んでほしい、その想いの下に指導しています。これは毎年行われる新年の説明会でお話ししている事ですね。

これが正しいかそうでないかはわかりませんが、現在の時代背景や西が丘サッカークラブにお集まりいただく保護者の方々が要求されることに適していると思います。

ただ頑なにこの想いを継続する気はありません。社会情勢が変われば皆さまが要求する事も変わるでしょう。極端な話しですが、将来サッカー選手の地位が爆発的に上がり、サッカー選手になる事が人生の全てのような社会になってしまったら、とにもかくにもプロサッカー選手を育てる要求が高まるかもしれません。その場合はサッカーの技術や戦術以外は後回しになり、それが正しい事になるのでしょう。

 

どのような時代であれ、チームとして育成の指針は大事であり、しかも柔軟に対応する事も必要だなと改めて考えた講習会でした。

その他にも面白い講義がありましたが、それはまた別の機会に記載します。

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NSC 松尾

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