見事な秋晴れとなった本日、湿気が少なく日陰は涼しい気温はまさにトレーニング日和。短い時間でしたが、集中してしっかりとトレーニングが出来ました。

ジュニアユースチームとしてそろそろ半年が経過しようとしています。緊急事態宣言などで活動に制限がある中でしたが、各自とも着実に進歩、進化しています。特に技術的な伸びは目を見張るものがあり、ドリブルの脅威、パスの正確性はとても良くなっています。また身体的な成長期が落ち着いたのか、体のバランスが良くなりフットワークや体のキレも良くなっていますね。

反面、試合を通して見てみるとディフェンスの強度が足りないのが目に付きます。1対1の強さ、マークの厳しさ、個人およびグループ守備戦術の浸透、危機察知能力の向上、これらが足りていないのが現状です。

サッカーは良い守備が良い攻撃をもたらすと言われるほど守備が重要です。ですので今、このチームが試合をした場合は守備が崩壊して一方的な試合になってしまう可能性が高いです。どれほど良い攻撃力を持っていても守備が弱いとその攻撃力を発揮できないのがサッカーなのです。

ただこれはこのチームに少し同情してしまうところがあって、緊急事態宣言の影響で狙った効果を発揮できる練習試合の相手が見つからなかったり、練習時間の短縮を余儀なくされたりと、おそらくどのチームもそうでしょうが、バランスが悪い育成になってしまった面は否めません。

しかし見かたを変えると、この状況でよくここまで成長したなという言い方もできます。良くなったところは上部に記載しましたが、各自とても素晴らしい成長をしています。足りない分は今後の伸びしろとして数ヶ月後、または来年に期待しましょう。

西が丘サッカークラブジュニアユースチームについては以下を参照ください。

http://www.junioryouth.nishigaoka.com/

投稿者 松尾